4歳息子のアデノイド切除・扁桃腺摘出手術と入院 ②

前回の記事では、アデノイド増殖症や扁桃腺肥大に気がついたきっかけや

手術することになった経緯を書きました。

 

mari-1414.hatenablog.jp

 

今回は、実際の入院や手術について書いていこうと思います。

 

 

入院、手術

 

入院期間は10日間の予定で、入院二日目に手術、ということになりました。

幸い私も夫も育休中だったため入院にすんなり対応できましたが、夫婦とも働いていたら仕事の調整が大変だっただろうな…と思います。

 

付き添い入院ができるのは母親のみ。

入院中、面会は一切禁止です。

したがって、私が長男と付き添い入院をすると、1歳の次男と夫とは一週間以上会えないことになります。

この時次男の卒乳がまだでしたが、入院を経て結果的に強制断乳となってしまいました泣

入院する日の2週間前から幼稚園は自主休園し、万全な体調で入院を迎えました。

 

入院1日目

この日は手術前のため何の体の不自由もなく、元気いっぱいに過ごしていました。

同じ病室に同い年のお友だちがいたため、たくさん遊んでもらってとても楽しそうでしたよ(その子も次の日に手術を控えている状態で、とても元気でした)。

食事や水分補給もいつも通りでOKです。

 

ちなみにこれは余談ですが、付き添いの人の食事は一切出ないので

持参したレトルト食品を使うか、病院内のコンビニでごはんを調達するしかなく野菜がほとんどとれなかったです泣

これが個人的には地味にしんどかった…

 

入院2日目(手術日)

ついに手術の日です。

朝10時半から手術の予定で、朝食はなし。

水分補給については朝7時までならOKとのことでした。

長男は大丈夫でしたが、手術前後に水分補給が制限されてしまうととても喉が渇いてつらく感じてしまう子が多くいるようです。

手術にかかる時間は1時間半程度。

全身麻酔の手術となります。

 

私自身は手術の経験がなく、入院も出産したときくらいですので

自分の子が、しかもまだ4歳なのに、全身麻酔の手術をするなんて…

とかなり不安でした。

しかし病院の看護師さんや先生にとても優しく接していただき

疑問点などが残らないよう納得がいくまで説明をしてくださったおかげで、安心して手術に臨むことができました。

 

そしてついに手術室へ。

麻酔がかかるまでそばにいることができるので、私も長男と一緒に手術室に入りました。

すると!

なんと、長男が好きなピクミンの曲が流れているではありませんか!

実は、手術室では好きな曲を流してもらえるようで事前に何の曲がいいか聞かれていたのです。

ピクミンの曲を聴いた長男はにっこり。

手術に対する緊張も少し和らいだようです。

 

そしてこのまま、ピクミンの曲を聴きながらすんなりと麻酔で眠りに…

…つきませんでした。

全身麻酔自体は注射ですが、子どもの場合痛みで暴れてしまうので

酸素マスクのようなものをつけ、そのマスクから眠たくなる薬を吸いこんで眠ってから全身麻酔の注射を打つようなのです。

しかし、その眠たくなる薬のにおいがかなり独特らしく…

長男はそのにおいに耐えられず、マスクを外そうと暴れてしまい看護師さんに押さえつけられるハメになってしまいました泣

そして私は暴れる長男と押さえつける看護師さんたちを最後に、退室を命じられ病室で待機することになりました。

なんか思ってたのと違う…笑

と不安な気持ちを抱えながら、手術が終わるのを待ちました。

 

結局手術は2時間半で無事に終了。

とても長く感じました泣

術後の説明を先生から聞いていると、部屋の外から悲痛な泣き声が…

術後説明が終わったあと、すぐに長男の元へ。

すると痛みに顔を歪め、泣いている長男の姿がありました。

痛み止めが効いているはずなのですがそれでも痛みが強いようで、痛い痛いとずっと泣いていました。

我が子が痛みに苦しんでいる姿は本当に見ていてつらかったです…代われるものなら代わってあげたかった。

とても疲れたようで、病室に戻ってきてからもこの日はほぼ寝ていました。

たまに起きてはいたい、いたいと泣き、泣き疲れたら寝る、ということを繰り返してこの日は終わりました。

 

入院3日目

この日の朝から食事がとれるようになりましたが、まずは流動食からということでごはんはコップに入った3色の飲み物でした。

久しぶりの飲み物はおいしかったようでたくさん飲んでいました。

前日の手術後よりは起きている時間が長かったものの、痛みや喉の違和感が強いようであまり話をしようとせず、全然元気がありませんでした…

37.5度の術後熱が出てしまったので、体全体がつらい状況だったのかもしれません。

起きている時間はほぼ無言でテレビをみているだけ。

たまに、早く帰りたい、パパに会いたい、と泣いてしまうこともありました。

普段あまり泣くことのない長男なので、かなりストレスが溜まっていたんだと思います。

お風呂に入れるのもまだ先なので、この日は体を拭くだけです。

一瞬だけ点滴が外れた瞬間があったのですが、自由に腕を動かせるのがとても嬉しかったらしく久しぶりの笑顔が見られました。

 

入院4日目

だんだんと食事が普段通りになっていきますが、この日はまだおかゆです。

といってもおかゆ以外はやわらかめのおかずが普通に出てきたので食べるのがけっこう大変そうでした。

食事のときは痛み止めがないと食べるのがつらそうでしたが、それ以外の時間は痛み止めがなくても痛がらずに過ごしていました。

この日からだんだん元気が戻り始めたので、とても安心したのを覚えています。

体力も戻ってきたので、この日はお昼寝はしませんでした。

常に左手が点滴とつながっている状況なのでできることに限りがあったり、トイレに行くときにガラガラと点滴台を移動させなければいけないことなどがストレスに感じているようでした。

 

入院5〜9日目

ご飯はもうほぼ普段通りになり、点滴が外れ、お風呂にもようやく入れるようになると

いつもと変わらない長男の姿に戻ってきました。

普段はとても活発でほぼ外で遊んでいる長男なので、病室で一日どう過ごそう?と悩んでしまうくらいの回復ぶりでした。

 

当初は入院期間は10日間ということでしたが、回復の様子をみて退院を1日早めてもらうことができ、大歓喜

入院9日目に、無事退院することができました。

久しぶりに家族みんながそろうことができ、本当に嬉しかったです。

入院中、次男が風邪をひいてしまい40度の熱が出てしまったようで…泣

9日間のシングルファザー生活は大変だったようですが、楽しかったよ!と夫は言っていました。

 

家族みんなで乗り越えた入院期間、とっても良い経験になったと思います。

 

退院後

実は手術後にも関わらず、入院中は肝心のいびきが残っていまして。

せっかくこんなに大変な思いをして手術をしたのにもしかして良くなってないの?と不安になりましたが、先生いわく退院後に良くなることが多いとのこと。

 

結果、退院後は

本当に息をしているの?と不安になるくらい呼吸が静かになりました!!

普通はこんなに静かなんだ!?とびっくり。

それと同時に、今まではやはり異常だったんだなと再確認しました。

睡眠の質も上がったようで、日中の機嫌も明らかに良いと感じます。

 

もちろん手術にはリスクもありますし、入院準備から入院生活までかなり大変でしたが

本当に手術してもらえてよかったと思っています。

もしあのとき、耳鼻科の非常勤の先生に紹介状を書いてもらっていなかったら…と考えると怖いくらいです。

 

子どものことを一番知っているのは親ですから、違和感に気がつけるのも親です。

なにか変かもしれない、と思ったらすぐ病院に相談してみる、というのは大事なことだと思いました。

 

違和感を感じて病院に相談して取りあってくれなくても諦めず、いろんな先生に訴え続けることで今回の手術を受けることができたのです。

このブログを読んでくださっている方の中にも、お子さんの呼吸に違和感を感じている方がいるかもしれません。

親の勘は当たることが多いので、ぜひ一度病院の先生に相談してみてくださいね。

 

私の体験談がどなたかの役に立てますと幸いです。

4歳息子のアデノイド切除・扁桃腺摘出手術と入院 ①

みなさんは、ご自身やお子さんが入院した経験はありますか?

今回は、4歳の長男が入院した話を記事にしていきたいと思います。

 

今年の初めに、4歳長男が『アデノイド増殖症』『扁桃腺肥大』により

全身麻酔の手術、そして一週間の入院をしました。

以下で、この病気に気がついた経緯を記していきます。

 

 

病気に気がついたきっかけ

3年前の秋、少し気温が低くなってきた頃から当時2歳の長男はずっと鼻がつまっていました。

風邪を引いているわけではなさそうなのに…

ただ当時は、寒いから少し鼻水が出ているだけかな?と深くは考えていませんでした。

 

冬が明け春になり暖かくなってきても、まだ鼻がつまっている…

ですが日々過ごしていくうちに夏になり鼻の状態はよくなったため、とくに病院を受診することはありませんでした。

 

そして夏が終わり寒くなってきた頃、また鼻が詰まり始めました。

風邪は引いていないのに、まただ。

ここで初めて、少し違和感を感じ始めました。

そしてこの頃、夫が

『長男のいびき、けっこう大きくない?』

と言ってきたのです。

確かに、いつも寝息が大きくいびきをかいていることも多いな…

と気がつきました。

一人目の子どもだったこともあり、少し寝息が大きかったりいびきをかくことは普通のことだと思っていたのです。

ここでようやくネットで検索してみると、通常子どもはいびきをかかないことがわかりました。

いびきをかく子は扁桃腺が大きかったり、アデノイド増殖症かも?というようなこともかかれており

さらに調べていくと長男に症状がぴったり当てはまっていました。

具体的には以下の症状です。

・口呼吸

・鼻詰まり

・大きないびき

・睡眠時無呼吸

 

そして、もしアデノイド増殖症や扁桃腺肥大だった場合、このまま放置すると

・顔つきが変わる

・学習機能の低下

・成長を阻害

このようなことが起こりうるというのです。

睡眠時に無呼吸があると良質な睡眠がとれないため、成長期という大事な時期に悪影響が出てしまうということですね。

これはまずいぞ!はやく病院に行かなければ!

と、病院に行ったのですが…

どこの病院も、その場しのぎの薬を処方するだけでした。

やはり薬を飲んでも症状は全く改善しません。

アデノイド増殖症ではないですか?と先生に聞いても、

本当に大きい子は口から見えるからね〜この子はそこまでではないよ。

と言われたり、

ある程度大きくなればアデノイドは小さくなっていくからそれまでの辛抱。それまでは薬で症状を和らげていくしかないよ。

などと言われ、数ヶ所の耳鼻科を受診しましたが本格的に検査をしてくれるところはありませんでした。

 

うちの子は病気というわけではないのかな?と思い始めていました。

長男が4歳の秋、かかりつけの耳鼻科でたまたま非常勤の先生にあたり診察してもらった際、

いつもの症状を伝え、口の中をみてもらったところ

薬を飲んでも症状は良くならないんだよね?もしかしたら扁桃腺かアデノイドが大きいかもしれないから、一回大きな病院に紹介状を書こうか?

と言ってくださいました。

こうして病気を疑い始めてから1年以上たち、やっと検査をしてもらうことができたのです。

 

検査の結果、やはりアデノイドと扁桃腺が大きく手術をしてもいいんじゃないか、とのことでした。

手術するとなるとリスクもあることは分かっていましたが、今後の成長への影響を考え手術をしてもらう選択をしました。

 

 

次回の記事では、実際の手術と入院について記していきたいと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆

公務員を目指そうと思ったわけ/私が行った公務員試験対策

公務員を目指した理由

 

10年近く前ですが、大学生になった私は将来どんな職業に就こうか?と考え始めました。

こんな仕事をしたい!というような明確な目標がなかった私ですが、情報収集していくうちに次第に地方公務員になり市役所で働きたいと思うようになっていきました。

地方公務員(市役所職員)になりたいと思った理由はこちらです👇🏻

・転勤がない

・福利厚生が充実していて、産休や育休の取得に理解が得られやすそう

・付き合っていた彼(現在の夫)が公務員だった

・定年まで長く働けそう

 

高校生の時から付き合っていた彼と大学3年生の時に学生結婚をしたのですが

就職して落ち着いたら、早い段階で子どもが欲しいと思っていました。

なので妊娠や出産にたいして理解のありそうな職場、というのは就職先を考えるうえで重要視していたのです。

そして大学2年生のときに

よし、公務員を目指そう!

と決め、大学3年生の4月から公務員試験の勉強を開始しました。

 

 

公務員試験対策

ここでは、実際に私がおこなった公務員試験対策をお伝えしていきます。

まず大前提として、私は完全独学で公務員試験に臨みました。

市役所のみに絞って受験することに決めていたため、独学でもいけそうかも?とりあえずやってみよう!というノリで勉強を始めました。

私は2つの自治体を受験しましたが、早い方の試験が大学4年生の5月にあったため

実質的な勉強期間は1年1ヵ月ほどになります。

ちなみに公務員試験の日程は自治体ごとに異なりますので確認してみてくださいね。

参考までに、こちらのサイトで公務員試験の日程について分かりやすく解説されています!

www.tac-school.co.jp

 

過去の記録を確認したところ、この1年1ヵ月での総勉強時間は1197時間でした。

1ヵ月の勉強時間を見てみると、試験日の3ヵ月前からは130〜150時間勉強していたようですが、それ以前は1ヵ月15時間〜90時間と、かなり月によってバラツキがありました。

 

勉強方法についてですが、先ほども申し上げた通り独学で勉強していたため

テキストなどもすべて自分に合いそうなものを選んで購入しました。

私が使っていたテキストは主に、『新スーパー過去問ゼミ』シリーズです。

このシリーズの他にも、プラスして使っていたテキストや問題集があったのですが…

すみません、記録が残っておらず本自体も処分してしまいました…汗

しかしどの問題集もやり方は一貫していて、

①問題を解く

②間違った問題に正の字をつけていく

③正の字がついている問題だけを解く(正解したら正の字を消し、不正解の場合は正の字を足していく)

④全て正の字が消えたら、もう一回最初から全ての問題をやり直してみる(①に戻る)

 

という流れを、問題集全てが正解できるまで繰り返しました。

それぞれの科目で問題集が一冊まるまるできるようになれば、過去問を解いてもかなりすんなりいくはずです。

 

 

私が受験した2つの自治体では、それぞれ論文試験があったのですが

正直、論文対策はほとんどした覚えがありません(笑)

論文対策に時間を費やしたところでそこまで上達するようなものなのか?

そもそも論文試験ではそこまで他の人と差がつかないのでは?と個人的に考えたからです。

 

 

面接対策についてもあまり時間をかけなかったです。

私が面接対策でやったことは

・その自治体を選んだ理由をまとめる

・受験自治体の特徴的な政策に目を通し、特徴的な政策や興味を持った政策を書き出す

・どのようにその自治体に貢献できるかを考える

自治体の特徴的な数字は暗記(人口や、〜で全国◯位!など)

・自己PR

これらのことを1枚のルーズリーフにまとめ、面接の直前に目を通したくらいです。

 

 

結果、受験した2つの自治体どちらにも内定をいただくことができました。

内定をいただいたときは、もう勉強しなくていいんだ!という開放感でいっぱいでした。

 

 

5年以上前のことで記憶も薄れておりかなりアバウトですが、以上が私の公務員試験対策です。

 

たくさん勉強して試験に合格し、晴れて公務員になれたわけですが…

今現在はその公務員をやめることを考えています。

なぜ公務員をやめようと思っているのか?ということについては今後また記事にしていきたいと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました☺︎

自己紹介と、このブロクについて

はじめまして! まり と申します。

このたびはこちらのブログを訪れていただきありがとうございます。

 

この記事では、

・私の自己紹介

・今後どのような記事を書いていくのか

を紹介していきたいと思います。

 

私は、20代後半の地方公務員です。

5歳と1歳の息子がおり、現在時短をいただいていますが

公務員からフリーランスへの転身を考えています。

 

このブログでは、

・私がやった公務員試験対策

・公務員の仕事のリアル

フリーランスへの転身を考え始めたきっかけ

株式投資

・育児など、日常について

このようなことを自由に記事にしていきたいと思っていますので、

ご興味がある方や共感いただける記事があれば気軽に読んでいただけると嬉しいです☺︎

よろしくお願いいたします。